シネマルック、映画風の色味の動画が大流行(カラーグレーディングのススメ)

昨今のSNSで公開される動画の多くにCINEMAルック(映画的な画調)的な画像の加工が多く採用されています。
これはいわゆるカラーグレーディングの手法のひとつですが、見た目にも豪華で凝った映像になります。
例えば食べ物であれば見た目にもシズル感がアップし、いかにも美味しそうな艶がつきます。
また、雨降りでベタ〜とした白っぽい映像が、締まった黒い部分と空の白っぽい部分、灰色のビルなどが
コントラストが付き、奥行き感が増す、そんな映像の加工がポピュラーになってきました。

元々はTV番組の制作ディレクターとして長年、テレビ業界にいた私は暗い画像を明るくする、白く飛んでしまった空や
顔の表情などをレベルを下げて見やすくするなど、編集時にはせいぜい明るさの調整位が関の山。
報道番組や情報番組では空の青さや海の青さなどを強調するとか、イチゴやトマトの赤色や新緑のグリーンを強調するなど
実際とは見た目が違う変更は、誇大広告や下手すると偽証に近い加工と見なされ御法度でした。

ところが実際にYouTube番組を担当することになり、担当プロデューサーから試写時にシネマルック的な画調に
加工して欲しいとの依頼を受け始めて本格的なカラーグレーディングをすることに…
依頼者からはプロ用編集ソフト「Premiere Pro」でカラーエフェクトの映画プリセット「Cinespace25」をかけて欲しいと
指示があり、編集ソフトFCPⅩで映像の編集が終わった、いわゆる白素材状態(テロップ入れ前)の動画をPremiereProに
取り込んでエフェクトをかけると、映像業界40年の私の目からウロコ状態に!
あらびっくり!ホントに美味しそうに、人々の表情も生き生きと、動画に命を吹き込んだようにビビッドになったのです。

何となくカラーグレーディングの一種だろうなとは思っていましたが、そこからいつも使っている編集ソフトFCPⅩでも
同じコトが出来るはずと、カラーグレーディングやプラグインでシネルックの加工の仕方を学は学ぶ!
そしてついに出会ったのがYouTubeコンテンツ
「Final Cut Pro」誰でも映画風の色味に!カラーグレーディング全部教えちゃいます
https://www.youtube.com/watch?v=_NSxafAWT6s

しかもFCPⅩのカラーエフェクトでカスタムLUTにプリセットのプラグインを入れると、あら不思議!
「Cinespace25」的な色合い・シネルックに。私がコレだと思って頻繁に使うようになったのは
上記YouTubeコンテンツでも紹介された「CINEMATIC LUT PACK」(¥4000)のプリセットで
BASE_LOWをミックス強度0.2くらいで適用します。https://akiyamovie.theshop.jp/items/36497126

このほかにも「FCPⅩ」おすすめfree LUTダウンロード方法から適応方法を解説では無料のfree LUTなどが
多く掲載され全くもって編集スタイルが激変した(つもり)
https://tatsumovie.com/finalcutprox-recommended-free-lut-how-to-download-how-to-adapt-commentary/

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