「何が飛び出すか?わくわくドキドキ感が満載‼」生中継の緊張感がライブ配信の醍醐味

YouTubeライブやZoomミーティングなどコロナ禍を契機に誰もがより身近になったライブ配信・・・
今回のブログではライブ配信の醍醐味や手法、さらに、より関心を持ってもらえるライブ配信番組作りなどをご紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=YfvnC38ULEA

かつては「ズームイン朝!」や「ズームインサタデー」 「おはよう朝日です」 「知っとこ!」など生放送の番組を
担当していた時代に生中継のコーナーを担当していました。
上記の画像(リンクあり)は朝生ワイド「す・またん!」で生中継コーナーとして百貨店の催事イベントを紹介したときのもので
筆者自らリポーターとして会場の紹介やグルメメニューを紹介しました。
私の経験の中では・・・①中継車など本格的な中継機材を使っての中継(マイクロ波を中継鉄塔に飛ばす、SNGと呼ばれる衛星通信を使った中継)
②ロケポタやスマテレといった簡易中継機材を使ったIP伝送による中継、③簡易中継機材がより小型化、低予算化した現代の最新中継スタイルへと
生中継スタイルも目を見張る移り変わりが起こっています。

こうした生中継で視聴者が期待するのは「何が紹介されるのか?そのドキドキ感や緊張感」や「今現場で起きていること、見られるモノが
目の前で繰り広げられる臨場感」そして「何が起こるのか分からない・・期待感」など思わず画面に釘付けになります。
良い言い方をすれば「緊張感、期待感、臨場感」ですがうがった言い方をすれば、何が出るのかという「意外性」や
失敗するかもしれないという「ハプニング性」が見る人に興味を持たせます。

上記の画像は先日、高野山東京別院からライブ配信した「高野山大学特別講演会」時のオフショットです。
100名ほどの観客が入る本堂で講師の方のトークやプロジェクターに映し出されるパワーポイント資料などを
カメラ3台とパソコン入力の4系統をスイッチングしてライブ配信しました。

以前であれば事前にNTTなどの光回線をLANケーブルで有線で引いてもらい、パソコンにカメラ等の動画データを入力し
エンコーダーソフトなどで変換し、YouTubeなどで配信するというスタイルでしたが、ここ数年でさらに簡易化、低予算かが進み
コンパクトな映像スイッチャーと音声ミキサーをハードエンコーダーに入力し、モデムで4Gや5G回線に送るスタイルが確立しています。

今回のライブ配信でもLive U ソロと(下記画像)いった小型の弁当箱サイズのエンコーダーとモデム
(数種類の回線から状態の良いものを自動的に乗り換え途切れることがなく配信が出来る)で安定した配信が行えました。
配信費用も昔に比べ格段に安価になり、配信にかかわるスタッフも少人数化が可能となっています。
シンプル化すればカメラマン兼務、スイッチャー兼務ですべて一人で複数台のカメラを使っての配信も可能です。
(ただし、ワンマンオペレーションによるライブ配信では不安要素も多く、映像のプロとしてはおすすめ出来ません)

しかし、そこはイベントの規模や予算感も考慮し、いざトラブったときのバックアップや技術的な安定度も考えて
まだまだ収録したものを編集して配信する方がリーズナブルに安定して出来るのは変わりません。
事前の打合せから、最適なライブ配信の方法をご提案するのも我々の使命だと考えます。

高野山大学 特別講演会〜生かせいのち 断捨離と経営と空海密教〜」2023年12月13日ライブ配信

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