はじめに
ドローン空撮の中でも小中学校での人文字や病院全景など特別な飛行許可が必要なのはご存知でしょうか？
最近ドローン空撮をし始めた方やこれからドローン空撮をしようとする方の中には学校や病院の撮影には
特別な撮影許可（正確に言うと飛行マニュアル）が必要なのを知らない人も多く見受けられます。
今回のブログでは学校や病院施設で必要な特別なドローン飛行許可について解説していきます。
年間包括申請は万能ではない(飛ばせないエリア「学校」「病院施設」ほか人の集まる場所
私もドローン空撮をはじめた頃はドローン飛行の実績(10時間以上）を積んで全国年間包括申請出来れば
日本中、ほぼどんなところでもドローンを飛ばしても良いものだと思っていました。
ちなみに全国年間包括申請とは人口が多い街中や住宅街などドローンの飛行が規制されているエリアなどで
ドローンを飛ばす場合、予め国交省に飛行許可申請をしますが、区域や日時を特定する「個別申請」ではなく
「一定期間繰り返し飛ばしたい」「エリアを限定せず複数の場所を飛ばしたい」場合など、
1度の申請で「1年間、日本全国の不特定多数のエリア」で飛ばすことが可能な許可申請の事をいいます。
学校や病院施設などでは航空局標準マニュアルでは飛ばせない
「航空局標準マニュアルでは 学校や病院など不特定多数が集まる場所のドローン空撮は出来ない」
ところが年間包括申請をする時に「航空局標準マニュアル」を使って飛ばすと申請した場合(意外と初心者の方にはこれが多い）
学校や病院、神社仏閣、観光施設などなど不特定多数の往来が多い場所上空でのドローン飛行が禁止されています。
私の場合、そうした場所での飛行も依頼されることが多いため、ドローンの許可申請にたけた行政書士事務所に
「独自の飛行マニュアル」を作成してもらい、学校や病院、神社仏閣、観光施設などの上空でも一定の条件さえくりあすれば
ドローン空撮できる全国年間包括申請をしています。
では「学校」や「病院」「神社仏閣」「観光施設」などでも飛ばせる一定の条件とは？
要点だけ言いますと「休校日」や「休診日」「早朝など人の往来が少ない時間帯」に
「補助者を配置」し、さらに「敷地内への立ち入りを制限する」などの措置を講ずればドローン空撮は可能となります。
